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全日空:システム障害…認証用データの期限切れが原因



全日空:システム障害…認証用データの期限切れが原因
 全日空のコンピューターシステムに障害が起き、全国の空港端末で搭乗手続きができなくなった問題で、同社は18日、端末を稼働させるための暗号化された認証用の電子データが有効期限切れとなっていたことが原因だったと発表した。有効期限を延長せずに放置していた「初歩的な人為的ミス」といい、同社は山元峯生社長の報酬を50%減額(1カ月)するなど関係者を処分した。

 全日空によると、トラブルが起きたのは計51空港の端末1556台。通常は毎朝の稼働時に同社のデータセンター(東京都大田区)にある管理サーバーから認証用の電子データを受信し、発券作業ができるようになる。

 05年9月に管理サーバーを導入した際、電子データの有効期限を3年後の「08年9月14日午前1時44分」と設定。07年9月から実際に電子データを使用し始めたが、有効期限の確認作業を怠ってきたという。

 トラブルによるグループの直接的な損害額は約2億円の見込み。全日空は有効期限が設定されている全機能について、今月末までに調査するとしている。【高橋昌紀】

毎日新聞 2008年9月18日 21時42分(最終更新 9月18日 21時59分)



先日のANAの障害。
原因は認証の期限切れだそうだ。有効期限を3年後に設定した、その確認漏れという。人為的ミスだ。
だが、3年後に誰がどのようにその期限を知るのかと言うのは、なかなか難しい。
3年もあれば担当者も変わるだろうし、運用マニュアルかなんかのドキュメントに記述したとしても3年後のそのときに担当者がそれを忘れにずに見るとは限らない。
スケジュール管理ソフトに登録もできるだろうが、それも担当者が変わってしまえば同じこと。個人のスケジュールは引き継がないだろう。
こういう管理はどうするのが一番いいのだろうか‥
3年は長いなぁ‥
ダブルチェック、トリプルチェックをする仕組みを上手く使わないといけないだろうね。
損害額は約2億円かぁ。
大きな代償を支払ったね。


ちょっと似たようなミスを私もした。
ラグビースクールのHPの管理者をやっているのだが、レンタルサーバーの更新料(1年更新)を忘れてしまって、ある日突然「お客様の都合で現在アクセスできません」と表示されてしまった。やっちまった‥
レンタルサーバー業者への担当者を前任者から変更しておらず、更新のお知らせが私に届いてなかったのだ。
すぐに更新料を支払い、無事復旧しました。
とりあえずスケジュール管理ソフトにリマインダーを送るように設定したけど。
by crab2003 | 2008-09-18 22:57 | 時事ネタから | Comments(0)
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