嬉し涙を流したかった。
テレビでスポーツ中継見て泣いたのはいつ以来だろう。
最後の最後まで勝利の女神は微笑む相手を迷っていた。
フィジーにとっては初戦となったこの試合。
ジャパンには一番大事な試合だ。
後半残り7分で11点差をつけられた。
今までのジャパンなら、ここでもう1トライされてあっけなく試合が終わってしまうが、今日は違った。
37分のトライ+ゴールで4点差に詰め寄る。
最後の4,5分は、もう疲労で足も思うように動かない選手もいる中、全員で攻め続けた。
何度もボールをつなぐ攻撃に興奮した。
勝利を信じて声援を送った。
しかし、最後のチャンスをモノにできず、31-35で惜敗。
流血しながら戦った相馬の表情は精悍だった。
ラインアウトもでフェンスも見事な働きを見せた松原。
よくキックを入れてくれた大西将太郎。タックルも良かった。
トンプソンのトライがみんなを勇気づけた。
最後は、スタジアムがジャポンコールに包まれていた。
日本のスタジアムでも聞いたことがない大声援。
80分間戦い続けたジャパンのメンバーに拍手。
ベストを尽くしたと思うよ。
激しいタックルもいってた。
no pain, no gain.
でも、悔しいなぁ‥
残り2試合、この気迫をまた見せてくれそうだ。
Fiji vs Canada戦も見てみたくなった。