最期の日に孫たちから声をかけてあげれたのは良かった。
苦しむことなく永遠の眠りに。
直後は悲しみもなく葬儀の準備に追われた。
父から学んだこと、愛情をもって育ててくれたこと、感謝を伝えて送り出した。
子どもの頃、たくさんキャッチボールしてくれたこと大切な思い出
葬儀に来てくれた鹿島で多くの現場を共にした五十年来の親友は、「あの人ほど仕事もきっちりし、遊び尽くした人はいない。やり尽くした人生だったよ」
慌ただしく葬儀も終えた。
薩摩の男らしく酒が強かった父。
ふと、一人の時間になると、やはり父との思い出に涙してしまう。