マンション管理組合の理事長の任期が終わった昨年以降も、なんだかんだで理事会に関わっている。
大きな課題である管理会社のリプレースの検討。
毎月、場合によっては毎週末に何かしらの打ち合わせ。
外部の人間との打ち合わせや、資料もほとんど自分が作ってるから、けっこう忙しい。
そんな作業の積み重ねの結果、やっと最初の出口が見えかけてきた。
あとは住民のみんなにきちんと説明をして理解してもらって決めるだけ。
所詮、マンション管理会社なんて業界自体が何年か前までは競争もなく、組合側も多くが管理会社の言いなりで、それにコンサル(そもそもコンサルなんかが商売になること自体が業界の未熟さを物語ってるとおもうだが)という一応第三者的な存在もあまり一般的ではなく、といった状況が何十年も続いてきたわけだから、悪いところがひとつも無い管理会社なんて皆無だろうと想像する。
この業界が成熟するにはまだまだ時間がかかる。
だからこそチャンスでもあるんだけど、なかなかいい会社が見当たらない。
属人的な面も多分にあり、たまたま担当したフロントマンや管理員がいい人なら評価も良いだろうし、悪けりゃ評判は悪くなる。
住民の関心も薄く管理組合があまり機能せず、管理会社におんぶに抱っこなマンションは、程度の低いフロントマンが割り当てられるでしょう。そうなると評判は悪くなる。
逆に言うと、管理組合がしっかりしてるマンションなら、よっぽど酷い管理会社でなければどの会社を選んでも上手くいくのではないかと思う。
管理会社が使えなければ、いつでも何回でも変えてやる覚悟・体制を保てるような組合に育てていくのがよいのかなぁと思う。それはそれで大変な作業なんだけど。