水曜日の深夜、廊下でバタッバタッと音がして、気になって部屋を出ると、かみさんが這いながら苦しそうな顔。
お腹と背中が痛いと苦しんでいる。
脂汗もかいてる。
立つことはおろか、横になってても苦しそうだった。
そして吐き気もあり、何度かもどしてしまった。
21歳の頃に同じような症状になったことがあるらしくて、本人は結石ができてるのではと言う。
慌てて家庭の医学的な本で調べてみると、症状は似ている。
しばらく様子を見ていても、痛さがおさまる気配はない。
救急病院に電話してタクシーで病院へ。
運悪く、自宅から遠いほうの病院が担当の日だった。
出かけるときに寝ぼけ眼の長男に事情を説明したけど、きっと覚えてないだろうな(笑)
で、病院でレントゲンやら尿検査などをしてもらった。
レントゲンには結石らしきものは映ってなかった。
痛み止めの点滴を打ってもらって、なんとか痛みは消えたようだ。
こういうときにいつも思うけど、医療に従事する方々には頭があがらない。
ありがとう、その一言。
3時過ぎに自宅へ戻る。
朝になるとまた痛がりだした。薬が切れたのだろう。
もらった薬でとりあえず痛みを抑えて、朝イチで病院へ。
朝早く、たまたま会社が休みだった父に来てもらって車を借りた。
あぁ、こういうときは車があったほうが便利だ。
病院では、今度はCTを撮ってもらった。
しかし、結石らしきものはやっぱり見当たらない。
それでも診断は「尿道結石」
それに映らないくらい小さな石なのだろう。
痛みが出ると、ほんと動けなくなるので、入院することになった。
その痛さは出産の痛さに匹敵するくらいの強烈らしい。
本当に辛そうだった。
出産と出産の悪阻とき以外では初めての入院となった。
まぁ、1日泊れば石も出ていくだろう、と思っていた。