佐野元春30周年アニバーサリー・ツアー Part1『in motion 2010 僕が旅に出る理由』
いろんなタイプのミュージシャンをゲストに迎えて、その対話の中からソングライティングという創作活動を追究する番組「
THE SONGWRITERS」。各方面で話題の番組だ。
もちろん私も昔からの元春ファンなので、元春のソングライティングへのこだわりや想いは多少はわかってるつもりだったが、この番組を通して多くの発見や感動を感じた。
ゲストの楽曲を元春が詩を朗読するその姿から、言葉のチカラがビンビン伝わってくる。
カッコイイ。カッコイイというありきたりな言葉で表現するには力不足だが、ものすごく魅力的だ。
2002年のスポークンワーズにライブは残念ながら参加できず。いや、正直言うと当時はあまり興味がそそられなかった。
ギターをかき鳴らしステージでシャウトする姿だけ見たかった。
しかし今回は大きな期待をもってこの会場にやってきた。
かっこよかった~
詩を奏でるのはポエトリーリーディングの形だが、ドラムとベースとSax、そして井上鑑さんのKeybordが物語を演出する。
ジャズのような心地よい演奏。
開場前から時間つぶしにビールを飲んでたこともあって、いい気分になり、元春の声を子守唄に20秒だけウトウトしまった。
今まで体験したことのない新しい表現の形を目の当たりにした。
次は30周年記念ツアーPart2は、Coyote Bandでのツアーだね。これはもうはじけないと!
先日の爆笑問題のラジオで元春がゲストに来たとき、太田さんが「若い世代に自慢できることは、我々の世代がサザンや佐野さんの音楽を聴いて育ったこと」みたいのことを言っていて胸が熱くなった。それは80年代のUKやUSAのロックミュージックも含めてのことだろうけど、まったくその通りだと思う。