このライブがどんなものになるか、少し不安もあった。
モリヤンが体調をくずし、1月の5公演を延期したのだ。
Day trip Daysでも、モリヤン本人からメッセージもあったが、ライブとそこの集まってくるみんなを一番大切に思ってる男だから、その決断は僕らには計りしてないくらい辛い思いだっただろう。
そんな中、SHIBUYA-AXの日がやってきた。
「正直言って体調は万全ではない。途中でぶったおれたらごめん」とモリヤン
ステージ自体は、そんな不安を吹き飛ばすそうなスピード感とドキドキするような熱いビート。
オーディエンスのテンションも高い。
サポートドラマーの若きドラマーのSHUもすっかりサマになってきた気がする。
カッコイイ。
お金を出してベテランドラマーを選ぶんじゃなくて、SHUを選んだ。
ステージの経験がアマチュアでの5回ぐらいしかやったことのないようなSHUを抜擢するなんて、メンバーもそれだけSHUに感じるものがあったのだろう。
若いSHUが3人の後ろでしっかり叩いてる絵も悪くないんじゃない。
「そででモッズコールを聞いてて鳥肌が立ちました」と苣木。
相変わらず苣木のギターはカッコイイ。
ロックしてて、かっこよくて、最も好きなギタリストの一人だ。
4回目のアンコールの「Loose Game」では、モリヤンの気持ちが伝わってくるようで泣けてきた。
いくつも夜を乗り越え
いくつも夢が削られ
俺は仕方なく やって来たんじゃないぜ
俺は望んで ここへ ここへ来たのさ
このROCKという名の LOOSE GAMEに
今週は、元春、誠&koichiroさん、そしてThe MODS。
熱い男たちの詩に酔いしれる熱い1週間だった。
次は、いよいよPOLICEだ。