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ラグビーワールドカップ 日本vsカナダ@ボルドー


駅でワールドカップのブースが設けられており、子どもたちはフェイス・ペインティングをしてもらった。
ほっぺに日の丸。
きれいに描いてもらいました。





僕は箕内主将のサインが入ったジャパンのジャージを。
ずっと着ずにしまっておいたこのジャージについに袖を通した。

長男はスクールのジャージ。
次男はスコットランドのジャージ(笑)



僕もフェイス・ペインティング用のペンを買ってあったので、後でかみさんと日の丸の描き合いっこしました。
しかし化粧の上からだと、きれいに描けないもんね。厚化粧?


で、スタジアムに向かう。
次男のリクエストでトラムに乗りました。
そしたら、ジャパンの応援の集団に出会った。着物や日の丸を羽織っていたりして、かなり目立つ方々^^
仲良くなって、一緒に行くことに。





途中下車してガロンヌ川で記念撮影。

みなさん、とっても目立ってました^^





再びトラムに乗ると、日本好きなフランス人と友達に。
彼は学校で日本語を勉強していて、カナダファンの友達と試合を見に行くとのこと。
去年、日本にも旅行に行って、観光したり浦和レッズに試合を見るために埼玉も行ったそうだ。
それと宮崎アニメファンで、「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」が好きらしい。
フランスの若者で一番有名な日本人は宮崎駿じゃないかと思ってしまう。
(会社で隣に座ってるフランス人も宮崎駿ファンである)



スタジアムに着くと、たくさんのファンが開場を待っていた。
道路ではマーチィングバンドが場を盛り上げる。



まずはビールを飲みながら、その雰囲気を楽しんだ。
何度かカナダの応援の人からも声をかけられ、お互いの健闘を誓い合った。
Enjoy tonight's game together!

次男作の??です。





がんばれジャパン!



子どもたちのフェイスペィンティングを見て、一緒に写真を撮らせてください、なんて言われたりして。
ちょっとした国際交流。





日本人も続々やってくる。



スタジアムに入ると、両チームがウォーミングアップ中。
気持ちが昂ぶるなぁ。



赤丸が小さくて、日の丸弁当みたい。





実はあまりお客さんが入らないんじゃないかと危惧していたが、試合が始まる頃にはスタジアムは満員。
この試合はチケットが安いというのもあるだろうけど、この観衆の前でプレーする選手も嬉しかっただろう。



いよいよ選手入場。
君が代が演奏される間、選手だけでなくスタッフを固く一つになってこの大事なゲームに臨んでました。



キックオフ!



試合はなかなか点数の入らないロースコアの展開。
ジャパンのデフェンスもきっちり相手を止めていた。



そして北川が見事に相手をかわして先制トライ!
スタジアムは大歓声に包まれる。



このとき、すでに次男は熟睡してました(笑)
次男はスコットランドvsニュージーランド戦も寝ていたので、この旅ではほとんどラグビーを観ていないかも。



ピンチ!



後半、カナダのFWに押されて追い詰められるシーンが多くなってくる。
ゴール前でなんとかピンチをしのいできたが、ついに同点に追いつかれた。
そして、さらに逆転となるトライも奪われ、5-12。



観客は33,810人でした。



試合は終盤へ。
ジャポンコールが何度も起きた。
勝つためにはトライとさらにもう1トライかPGが必要だ。
どんどん時間は過ぎていく。
しかしカナダのディフェンスをなかなか崩すことができない。



長男も大声でジャパンに声援を送っていた。

そして、インジュアリータイムに入って、ついに右サイドにトライ!!!!!!
2点差となって、大西将太郎のGKです。
難しい位置だ。
この大会は開幕前の大畑、安藤らの怪我の離脱もあり、大西もかつては代表をはずされた時期もあった。
僕はこのとき大西も怪我していたのを知らなかった。
いろんな思いを背負ったキック。
本人にしかわからない相当なプレッシャー。
いつもより長い時間をかけてキックの動作に入った。
僕も長男の手をしっかり握って、祈りました。

ゴール成功!
そのままノーサイド。
12-12のドロー

歓喜のジャパン!!!
うなだれるカナダ。
同点なのに対照的な両チームでした。


ジャパンはこれが最後の試合だったので、グランドを一周してみんなの声援に応える。



勝つことはできなかったけど、この試合を観戦できて本当に良かった。

スタンドで多くのフランス人やカナダのファンにと握手を求められました。
これがワールドカップなんだなぁ。

スコットランドvsニュージーランド戦と違って、やっぱり自国の試合なので熱くなりました。
スタジアムの外では、ビールを片手に両チームのサポーターが、健闘を称え合い一緒にその余韻にひたった。


ジャパンにとって、この予選プールを突破するのが最大の目標であったのは当然だが、世界に日本のラグビーをアピールする場でもあった。
そういった意味ではこの引き分けは大きい。
こちらのNEWSでは、予選プール全40試合のうち、ベストゲームの5試合の一つに選ばれた。

「選手のみなさん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした」と言いたい。
そして、今後もジョンカーワンHC体制で次回のワールドカップに向けてさらなる強化を進めていってもらいたい。


翌日、ボルドーからパリ経由で東京に戻った
ボルドーの空港でJ Sportsの方々を発見。
ブログ「ラグビー愛好日記」でお馴染みのラグビージャーナリストの村上晃一 さんと小林深緑郎さんにお願いして記念撮影をしてもらった。



お疲れのところありがとうございました。
矢野アナともお話したかったなぁ。
by crab2003 | 2007-09-25 18:00 | ラグビーのこと | Comments(0)
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