USJから京都へ移動。
京都駅についたら、雪が降ってました!
宿泊した宿は、「
京町家 小宿 nao炬乃座 別邸 梅小路」という宿です。
宿というか、旅館ではないので京都の町家を1日レンタルするような貸町家です。
桜の季節の京都を訪れるのは初めてのこと。
こどもたちはもちろん初めて。
かみさんも結婚してからは京都には来ていないらしい。
私はここ何年かで2度程の京都散策をしている。
どうせ京都に泊まるなら京都らしい宿をと思ってましたが、ちょうど桜の季節。
なかなかいい宿が見つからず、いろいろ探していたらこの宿の空きを発見。
どうやら運良くキャンセルが出たタイミングで、予約できたようです。ラッキー^^
数年前の泊まった
吉水も良かったんだけどね。
子どもが大きくなったら、吉水にまた泊まってみたい。
で、雪がちらつく中、宿のある京都中央卸売市場方面へ向かう。
そういえば、京都をレンタルサイクルで回ったときは、この辺りには来なかったなぁ。
こちらが1階のメインのお部屋。
田舎のおばあちゃんのお家に遊びに来たような純和風のお部屋です。って全部純和風ですが。
たてつけがあまり良くない(良くないところがいいのです!)戸を開けると、町屋らしく中庭が。
風情があります。
ほっとします。
あぁ、日本人だなぁ。
お風呂場へはこの外の廊下の先にあります。
庭の周りを歩いてお風呂へなんて、なんかよいでしょ?
写真が下手なのでその雰囲気が伝わって無い気もしますが、細部にオーナーさんのこだわりがあります。
家具や飾ってあるもののバランスがいいです。
台所には、冷蔵庫、電子レンジ、やポット、グラス、コーヒーカップ、クッキングヒーター、鍋、フライパン、そして炊飯器も揃ってます。自分たちで食材を
買ってきてみんなでわいわい料理ってのも楽しそう。
ペット可なので、ペット用の囲いもあったりして。
2台の自転車やノートPCがあるのもありがたい。
PCまで用意してくれることあまりないですからね。
ノートPCは京都情報のチェックに非常に役立った。
雪が降っているけれど、せっかくライトアップされてるからと二条城へ行ってきました。
止んでいた雪がタクシーを降りるとまた強く降りだした。
まだ、桜も開花したばかりです。
満開だったらどんなに素敵な夜桜だっただろう。
降り注ぐ雪がまるで流れ星のように‥
雪と桜と月の共演です。
桜はすっかり主役を奪われてしまったようでした^^
京都で、雪と桜と月を一緒に鑑賞できるなんて貴重な体験でしたよ。
お掘に浮かぶ光に鯉が集まってました。見えます?
雪まみれになった一行は、宿の美人オーナーさんから紹介してもらったおばんざい屋さんへ。
こちらのお店も町屋は改造して作られたようです。
扉を開けたとたんに、その気さくなお店の雰囲気が伝わってきました。
場所はすごくわかりにくく、飲食業的には決していい場所ではありませんが、雪の月曜の夜にお店の中はお客さんでいっぱいです。
人気があるお店なのでしょう。
「丹波口 まる兵」です。
おばんざいのチョイス。
どれも気持ち薄目のやさしい味でとっても美味しかった。
次男も上機嫌におしゃべり
さくらえびの天ぷらです。色鮮やかできれいでしょ。
こちらが味彩巻という、イタリアンな春巻です。生ハム、大葉、チーズ、トマトが包まれてます。
そしてギターを片手にある方がテーブルに。元ザ・キングスの上田耕三さん。ジュリーや松崎しげるさんの師匠的な存在だとお店の方が教えてくれました。
いつもは別の曜日にこちらで歌ってらっしゃるそうですが、ラッキーなことにこの日もいらっしゃいました。
素敵な声でプレスリーの曲を目の前で歌ってくれます。
こどもたちも真剣な眼差しでその歌声を聞き入ってました。
私は酔っ払ってだいぶいい気分になってきた頃です。
京湯葉と壬生(みぶ)豆腐のあんかけ。
これも美味しかったなぁ~
夜遅くまでおいしいお酒と、京の料理、オールディーズの弾き語り、雪の京都、そしてお店のご主人、おかみさんやスタッフの方の温かさに触れ、至福の時間
を過ごしました。
京都に来てよかった‥
帰る頃には雪も止み、宿まで歩いて帰ることに。
宿のお風呂は信楽焼のお風呂です。わりと大きめです。ひのきの玉を浮かべてリラックス。でも子どもと一緒じゃそういうわけにもいかず、きゃっきゃっ言いながらお風呂を楽しみました。
2階の部屋にお布団を敷いておやすみzzZZ
この布団がまたふかふかで温かいんです。我が家の布団のしょぼさを実感しました(笑)
そば枕もすごく寝心地がよくて気持ちよく眠れました。
(続く)