『生命保険のカラクリ』(岩瀬大輔著/文春新書)が、4月15日までの期間限定で、
全文ダウンロード可能になっています。形式はPDFです。
著者のブログ「
生命保険 立ち上げ日誌」で
書籍のフリー化について述べてます。
ネットで全文を無料で読める。面白い試みだ。
全文をダウンロードして印刷して読む人はあまりいないだろう。製本されてないと読みづらいし、逆にコストもかかる。
画面上で読む人は少しいるかも。でも画面で全部読むと疲れそうだ^^;
『出版社が無料でダウンロードさせると得するか、損をするか』
今後の動向が気になります。
5年後くらいには、ネットで*無期限*閲覧が当たり前の時代が来るかもしれない。無料でも有料でも著作権や課金インフラの課題など解決しなければいけないこともあるが、すでにamazonのキンドルのようなもの出てきているし。私個人は電子書籍は肌に合いそうにありませんが。
多くの書籍がネット上で無料で閲覧できたら、自分自身の書籍の購入数は増える気がします。
購入パターンとしては、
(1) 本屋にふらっと立ち寄り、ジャケ買いじゃないけど、表紙で気に入った本があってぱらぱらとめくり、気に入ったら購入。ネットで閲覧できるスマートフォンを持っていれば、それを片手に書籍めぐり?(笑)
(2) 何か知りたいことがあったとき、今は本屋で立ち読みをして調べて有用だったりわかりやすい本であれば購入しているが、それがネットでできるようになるかもしれない。
(3) ネットや紙の媒体で紹介されている本で気になるものがあれば、そのネットで無料閲覧をして読みたいページが多ければ本を購入。読みたいページが数ページならネットで閲覧のみ。
技術書や専門書なんかは、ほんの数十ページの内容が欲しくて何千円もする本を買わなくちゃいけないことも多々ある。
そういう本は必要なページだけ印刷して保管するようになるだろう。いや、そういう本はネットで閲覧させないか。
いずれにしても、書籍との接点が増えて、電子書籍も含めて書籍の売り上げは伸びるのではないか。
でもいち早くCDからネットに移行した音楽業界を見てると‥どうなんだろう。音楽業界のそれは成功しているのだろうか?いい方向に進んでいるのだろか?まだしばらく見守らないと答えは出てこないのだろうか?
『FREE』も買ってみたので近いうちに読んでみようと思う。